2018年2月28日水曜日

【第二回】初心者アニクラVJになろう計画~VJソフトとは

第一回の記事を御覧頂いたと思うのですが、VJソフトを選ぼう、決めようって記事です。

まず、VJソフトとはなんぞや。
VJソフトは「○○とか、△△のことだよ!(任意のVJソフト名)」ってのは投げやり横暴なので、もっと丁寧にご説明しますね。
VJソフトとは、

動画を合成できる動画再生ソフトのことです。

極端なことを言えば、動画を再生さえ出来ればアニクラVJは務まります。
前述の第一回の記事では、Windows Media Playerを使用してVJをしていた経歴とかが書いてあります。
WMPやGOM Player、その他多くの動画再生ソフトの場合、動画を読み込んだ際に数秒のラグが出てしまう。
アニクラではこの数秒のラグがと~っても目立つものなんです。
そ、こ、で、そのタイムラグを無くすために使用するのがVJソフト、というものです。
VJソフトでは、最低2本の動画を同時に読み込んで再生することが出来ます。
つまり、動画Aから動画Bへすんなり切り替えすることが出来る……! というわけですね。
めっちゃ便利!

早速VJソフトを選んでみましょう。
昨今のVJソフトは大きく分けて2種類あります。
それは、2ch再生ソフトとマルチch再生ソフトです。

2ch再生ソフトのメリットは、シンプルな機能のためPC動作環境の要求スペックがあまり高くなくても大丈夫、という点。
デメリットは、自由度が低い、という点。将来的に物足りないなーって思うかもしれないです。2ch再生ソフトの場合でも物によってはマルチch再生ソフトと価格が大差ない場合もあるので、単純に「最初は2chで、将来マルチchでステップアップすればいいや」というのも負担になるかもしれないのが注意点ですね。

マルチch再生ソフトのメリットは、その自由度の高さがあります。
通常のアニメ映像の切り替えに加えてイベントロゴの表示や、ループエフェクトビデオの合成などやりたいことがいっぱい出来るのが良いところです。
デメリットは、本格的なVJソフトであるためPC動作環境の要求スペックが非常に高いことです。
基本的にグラフィックボードは必須(ゲーミングPC等)なので、初心者として始めようと思った時に最初の一歩目で二の足を踏んでしまう可能性があります。

一長一短あるので、悩みますねぇ。
個人的には多くのアニクラVJがそうであるように、最低限として2ch再生ソフトを選んでおけば問題ないと思います。
第一線級のベテランVJさんでも2ch再生ソフトを使い続けている方も多くいます。

さて、実際に選んでいきましょう。
★2ch再生ソフト
djay Pro(Mac)
cyanさんのオススメされていたVJソフトです。
知人が使っているのを見たことありますが、本当に最低限のことはできる……みたい。
文字入れとか出来るらしく遊べる感じで「ちょっといいなー」ってなりましたww

Virtual DJシリーズ(Win,Mac)
現在最も多くのアニクラVJが使用しているであろうソフトです。
記事を書いている私も使用しています。
mp4やaviを始め、flv等再生できるファイルが非常に多いのがメリット。
jpegも再生(アサイン)出来るので、イベントロゴを表示するなどの使い方も出来ます。
基本的には再生専用ソフトなため、動画再生以外のVJ的なプレイが出来ないのがデメリットです。
動画ファイルのループ再生も出来ないのもデメリットですね。

★マルチch再生ソフト
Grand VJ(Win,Mac)
VJ専用ソフト。
最大8ch?の同時再生が可能で、動画の切り替えエフェクトも充実している。
乗り換えるならこれが欲しいなーって思っています。

resolume(Win,Mac)
VJ専用ソフト。
使っている人あんまり見たことないので、よくわからないです。

VDMX5(Mac)
VJ専用ソフト。
フリートライアル版もあるのでお試しで使ってみるのも良いのでは。
見たことあるVJソフトの中では最も自由度が高いと思います。

とまぁ、こんな感じかなー。

***

閑話休題。
Windows PCとMac PCどっち買う?
Windows PC派
メリット、低価格~高価格まで選択の幅がとても多いことと、スペック構成の自由度が高いので、オリジナルVJ専用PCを組むことが出来る。中古市場での流通も多く、場繋ぎ的運用も可能。
デメリット、Mac PCに比べ高性能機の場合、サイズや重量が重く荷物の多いVJの負担になることがある。Mac専用VJソフト……ぐぬぬ……。

Mac PC派
メリット、魅力的なMac専用VJソフトが使えること。現状Mac専用VJソフトはあるが、Win専用VJソフトは無いこと。高性能機でも基本的にはコンパクト。
デメリット、オリジナルカスタムは非常に高価になる。また、各種出力端子が非常に限定的なため、出力変換に余計な出費を取られる。

***

まとめると、

  • まとまらない

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